大相撲を生観戦するポイント

2017年11月1日

大相撲は、ここ数年で人気が復活したスポーツ観戦の1つです

[工藤隆一]の大相撲 誰も教えてくれなかった見かた楽しみかた ツウになれる観戦ガイド (KAWADE夢文庫)

ここ数年で大相撲の人気が復活し、東京の両国国技館で行われる初場所・夏場所・秋場所の全ての日程が満員御礼になるなどの盛況ぶりが続いています。客層も10年ほど前は中高年齢層の男性が中心でしたが、相撲人気が復活し始めたころから、20歳代の若手サラリーマン世代の男女や小学生などの子供、さらには外国人まで幅広く広がっており、会場内で英語や中国語など様々な言語で会話するグループを見かけるのが珍しくなくなりつつあるほどです。人気が復活したことによって前売り券を獲得したり、当日券を買ったりすることが難しくなっていますが、1度は生で大相撲を観戦したいと考えている人がいるかもしれません。今回は、大相撲を生で観戦するポイントなどについて触れてみたいと思います。

相撲を見たいか、力士を間近で見たいかによって過ごし方が異なる

大相撲を生で観戦する目的は人それぞれですが、会場に入って、取り組みを普段から違う角度で観戦したり、会場の音などの臨場感を中心とした雰囲気を直に味わったりするなど、土俵で繰り広げられる勝負を楽しむ目的と、田子の浦部屋所属の第72代横綱稀勢の里関など大好きな力士がいて、これらに間近に見たり、触れたりする目的の主に2つに分かれると思います。前者の場合は、座席で長時間座って相撲を観戦することになりますが、ずっと同じ姿勢で座っていると疲れてくることがありますので、時々トイレ休憩を取るなどして席を立つなどの工夫が必要だと思います。また、マス席・椅子席関係なく、他の座席との間隔が割合狭い方なので、弁当やお酒などの飲食物の臭いや大歓声などを直に浴びる可能性がある上、会場が少々暑いこともあるため、バス酔いや人酔いなどで酔いやすい人は酔い止め薬を予め飲んでおいた方が良いかもしれません。後者は、特に春場所では力士と観客の通路が同じの箇所が多いため、国技館の場合よりも力士を間近で見ることができたりすることができます。力士によってはサインに応じたり握手をしてくれたりするので、力士に身近に触れ合えるチャンスではないかと思いますが、三役以上の番付の力士や木瀬部屋所属の新入幕宇良関のような人気力士の場合だと狭いスペースに人が、ごった返す上、警備が敷かれるので折角来たのに、これらの力士を見られなかったということも十分考えられるので注意が必要です。ちなみに、これらの人気力士の場所入りを見られる時間帯は十両の取り組みが行われている午後2時から3時ぐらいの間で限られていますが、それ以外の早い時間帯でも幕下以下の取的と言われている力士も関取と同じように会場内の通路を通って出入りしていており、比較的すいていることから、お相撲さん自体を間近でゆっくりと見たいときは、この時間帯を狙った方が良いと思います。

限定イベントや買い物を目当てで楽しむスタイルもある

両国国技館を中心に、そこでしか楽しむことができない限定イベントも複数あり、この機会を狙って本場所観戦をするというファンも少なからずいます。両国国技館の場合、まず、相撲部屋のちゃんこ鍋を300円で味わえるスペースがあり、1場所ごとに異なる相撲部屋のちゃんこ鍋が期間ごとに複数用意されています。

また、最近では和装dayとして着物や浴衣などの和装で観戦すると先着ではありますが、非売品のプレゼントがあったり、行司さんとの写真撮影に参加できたりする特典もあります。ちなみに着物の貸付サービスもあるので、当日、普通の服で来場して、国技館内で着替えて観戦することもできます。ちなみにチケット付きのプランもあります。ただし和装でもハッピを着たり、和風の小物を持参したりするだけでは適用されないので注意が必要です。

さらに、館内には行司や床山などの裏方さんと呼ばれる職種で用いられている道具が描かれた手ぬぐいなどの限定品が売っているスペースもあり、これも売り切れれば終了なので、早い時間帯に購入することをお勧めします。